水草観察日記 miniaqua

小型水槽についての日記

弱酸性でもりもり育つ 20cm水槽 80日目

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pHを下げての環境で約10日ですが、
シュリンプや魚も特に異常は無いですね。
適量さえ守れば、非常に使いやすい
コンディショナーです。

現在は、朝に1ml、消灯30分前に0.5ml、
という感じで二段階に分けてます。
石がガンガン硬度上げるので、
朝の7時〜15時は、
CO2水で水換え+弱酸性にして光合成タイム、
そして消灯時も成長しやすいよう
再度添加して弱酸性環境を作るという感じですね。
なので1日辺り調整剤は、
1.5ml添加しています。

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* HANABIの色が変わった?

ミクロラスボラ ハナビも以前よりか、
色が増しましたね。
最近は餌クレダンスもして、
人が来ても隠れる事が無くなった。
魚も慣れです。

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* グロッソもランナーを出している

ガス添加と比べるとやや遅いですが、
弱酸性にした方が成長は早いですね。
LEDも810lmの光量で、匍匐する。
ヘアーグラスの方がランナーを出してますが、
ソイル内で展開してるので、
グロッソの方が緑にするのは、早そうです。

後方にあるグロッソは、
光がやや届かないせいか
あまり成長してないですね。
こういう時に高い光量の照明であれば、
匍匐するのだと思います。
やや石で影になってるので、
後方は仕方ないですね。

pH調整剤、2日後の使用感

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思っていた以上に硬度とpHは
水草に与える影響は大きいですね。
硬度を好む水草を入れないのでしたら、
石の酸処理は必須だと思います。
自分のはとりあえず次回の水槽用の石なので、
酸処理をしていないのですが、
多くの水草は成長が鈍化していました。

* 石があると午前と午後でpHが変わる

これも酸処理していない石特有の現象だと思いますが、
朝に調整剤でpH6にしても6時間経過すると
pHは7ぐらいまで上昇しています。
なので現在は朝に1mlをコップで薄めて添加して、
午後3〜4時に0.5mlを添加、
という形でpHと硬度を下げてますね。
シュリンプも稚エビぐらいの大きさの物も居ますが、
翌日に体調不良を起こすという事もなく、
生体に関しては、適量であればほぼ影響は無いようです。

石を取り出して酸処理した方が楽なのでは、
と思いましたが、次回はキューバパールか
ニューラージパールグラスでレイアウトしたいので、
水質調整しながら育成ですね。

* ヘアーグラスがランナーを出すように成った

アルカリ性でもヘアーグラスは育ちますが、
とても遅いです。と言うよりあまりランナーを出さない。
やはり弱酸性の方が、本来適した水質なのでしょう。
水道水はpH7〜7.5なので、調整剤やソイルで
pH落とさないと、好環境は作れない事になるので、
水道水のみだとやっぱ難しいですね。

CO2ガス添加は、pH0.7ぐらい下がるので、
日々のメンテナンスを楽にするなら
CO2ガス添加が便利でいいですね。

秋だ! テトラpH/KHマイナスだ!

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今回の青龍石は、酸処理をしていなく、
硬度が上がってるのが明らかなので、
pHを調整して水草育成をしてみたいと思います。
石を入れてからロタラの成長も、
やや鈍化してる感がありますからね。

pH調整剤は、使う前はちょっと心配ですよね。
本当に効果があるのか、シュリンプは全滅しないのか。
そういった部分も含めて、簡単なレビューです。

* 適量の計算

まず飼育水のおおよその計算から始めました。
20cmキューブは、満タンに入れた場合8リットル、
水は80%入ってるので、6.4リットル、
更に石とソイルの体積も考えれば
大体4リットルぐらいでしょう。

テトラpH/KHマイナスは、10Lで
1ml使うので、水槽内の水が4〜5リットルなら、
0.5mlを入れれば適量、
という事になりますね。

昨日はテトラpH/KHマイナスをスポイトで、
約1.5mlを水槽水入りのコップに入れて
薄めて水槽内に入れたら、
pH5ぐらいになって焦りました。
今日の朝、生体を確認して見た所、無事な様です。
ミリリットル単位で増やしても
相当なpHの変化があります。

* 翌日の測定

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pH6以下になってから、翌日のpHです。
pH7に上がってますが、石の硬度上昇効果だと思います。
それでも一晩でpH7.5まで上昇しないのは、
個人的には、なかなか良い結果だと思います。

今日は0.5ml添加を水換え後に行いました。

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pH6ですね。これぐらいがちょうどいいですね。
0.5mlなら、500回分なので、
1年以上使えると思えば、
調整剤もそんな高くは無い。
小型水槽だから、というのもありますが。

* pH調整後は、なんと気泡が出る

これが一番驚きましたね。
CO2水入れても、気泡なんて出ることは無かったのですが、
所謂水換えに出てくる気泡とは、全く違って、
細かい気泡がチラホラと、定期的に水面へ上がります。
pHは水草光合成にも、影響するんですね。
pH調整剤は今後、よく使うアイテムになりそうです。