水草観察日記 miniaqua

小型水槽についての日記

液肥だけで育つのか

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活力を失っていた葉を切って
挿し戻しして、しばらく経過しました。

テトラCO2プラスを入れてからは、
全然成長も早いので、肥料の消費も
その分早く成ってる感がある。
CO2機器が無い人に良いですね。
以前水草が育っていた、という水槽なら
ちゃんと効果があると思います。

液肥に関しては、ほぼ毎日多めに添加しても
ガラス面に藻類が付かないので、
新規ソイルの栄養分が如何に多いかが分かります。
セット1〜90日は、ガラス面に藻類が出るので。
ちなみにこちらの使い回しソイルは250日経過です。
液肥の肥料だけで育ててる感じですね。

100日以上の水槽の管理は、
また違った難しさがありますね。

テトラCO2プラスの感想

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CO2無しでしばらく管理していたのですが
水草の成長は相当遅いですね。
30日で約2〜3cmなので、
ロタラが水面まで伸びるのに
6ヶ月はかかりそうな勢いです。

特にリスのしっぽとロタラベトナムに至っては
ロタラよりも成長が遅い。
水道水のCO2濃度では
殆ど育たない水草もある、という事ですね。

そして今回はCO2タブレットではなく、
液体のテトラCO2プラスを試してみました。
微生物の分解によりCO2が発生するらしいですが、
ホントなのか、と思いつつ
1週間に2回、1mlづつの添加です。

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液肥を使っても、10日ではここまで早く伸びなかったので
ちゃんとCO2が供給されてる様ですね。
水道水のみの時よりかは、明らかに短期間で成長します。
早さ的にはCO2タブレット使用時と同じぐらい早い。
半分死んでた感じのリスのしっぽについては

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このように復活してくれました。
後はある程度伸びたら、挿し戻しで
綺麗な部分だけの見た目にする予定です。

あまり期待してなかったのですが、
CO2タブレットで作っていたCO2水と
同じぐらいの効果があります。
やっぱ水草にCO2はあった方が良いですね。

ガラスの苔が無くなると同時、水草も元気が無くなる

今回はソイル以外の肥料は、
全く何も入れてないのですが
水草1番サンドの栄養持続期間は
だいたい120日ぐらいですね。

120日を過ぎた辺りから
下の葉が茎から外れたり、
水草全体に張りが無くなったりと
栄養不足の様な状態に成ります。
ロタラの森など沢山水草を植えてる箇所ほど
栄養の消耗が多いようです。
水草が密集してるエリアは90日ぐらいで
徐々に調子が落ちてきます。

栄養が水草で消費されるというより、
水中に溶けていく印象です。
ソイル内に追肥するなら
90日目ぐらいが良いかもしれませんね。

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* 液肥がここで役に立った

試しに液肥(以前使用したbe bright)
をほんの1適、コップの飼育水に薄めて
20cm水槽に添加してみたのですが
水草に張りが出てきましたね。
下の葉が外れる現象も収まりました。
前みたいに藻類が多目に出る事もありません。

吸着系ソイルや、長年使用して栄養が
溶け切ったソイルの場合は、液肥が有効ですね。
生体の排泄物は、そこまで栄養素を供給しない様です。

液肥でここまで効果があるのなら
液肥だけでうまく育てる事も
可能かもしれませんね。
液肥を使ってみたら、新規ソイルの時みたいな
成長を水草がし始めたので、
このまま使用してみたいと思います。