カリウム添加中止後水草が調子を取り戻す。ついでにカリウムについて色々調べてみた
水槽内で不足になりやすいミネラルの中でカリウムが上げられますが、これは水槽内の生態や環境では自然生成されないからです。なので外部からどうしてもカリウムを追加しないと、水草もいい感じに成長してくれない。
コケは窒素、リン酸を成分としてるのでカリウムを添加してもコケを増やさないとされてますが、結論からいうとコケや窒素を増やす要因になるようです。
カリウムはカルシウムとマグネシウムと拮抗する性質があり、カリウムを添加しすぎることで、水草にカルシウム、マグネシウム不足をもたらし、水草も成長を止めてしまう、という現象が起きるとされてます。
実際自分の水槽でも27日から毎日カリウム添加していたのですが、ほぼ全ての水草が成長を止めてしまい、丈夫なウィローモスでさえも一部調子を落としました。コケが増えたのも水草が養分を吸収してないからだと思われます。
他のブログをネットサーフィンしていたら、添加液体肥料の検証があったのですが、"新しいソイルに添加液体肥料を行ったら、何も液体肥料を追肥してないソイルの方が水草が良く育った"という結果にも説明がつきますね。吸着系ソイルにも最初から養分はある程度あるので、液体肥料を追肥しても成長障害を及ぼすぐらいの富栄養になってしまったのだと思います。
こないだテトライニシャルスティックを固形肥料として追肥したのですが、カリウムが入ってるようなので、栄養的にはもうそれで十分だったのでしょう。
底床が大磯だとカルシウムが多いので、カリウム添加すると逆にいい感じになるようです。
成長を早める為にカリウム追加したくなりますが、この様な作用があるとは・・・
でもこれで、また知識と経験が増えたと思います。